マッサージやストレッチなど、ふくらはぎを細くする努力をしているのに、全然変わらないと悩んでいませんか?
ふくらはぎを細くするのに、マッサージやストレッチは必要ありません。
誰でも実践できる、ふくらはぎを細くする方法を紹介します!
この記事は、科学的な知見とトレーナーや医師への指導経験も持つ、プレズ<Plez>のコンサルタントが作成しました。
(ダイエットの結果には個人差があります)
1.なぜふくらはぎが細くならないのか
ふくらはぎが細くならない原因は、3つあります。
1.1筋肉でふくらはぎが太くなる
男性の場合
男性の場合、筋肉が原因でふくらはぎが太くなることがあります。
特に、瞬発力が必要なスポーツをしていた場合、ふくらはぎの筋肉が太い傾向にあります。
ただ、男性の場合は、ふくらはぎが太いことはあまり気にならないと思います。
好みにもよりますが、ふくらはぎの筋肉がついているのは、むしろ男らしくてカッコイイと思います。
女性の場合
筋肉の太さは、ふくらはぎの太さに関係します。
筋肉が太いとふくらはぎは太くなり、筋肉が細いとふくらはぎは細くなります。
ただ、筋肉で太くなるほど、ふくらはぎに筋肉がついている女性はほとんどいません。
女性の筋肉とふくらはぎ
こちらの女性は、新井 敬子さんという、第1回オールジャパンフィットネスビキニ選手権・163cm超級で優勝された方です。
source:http://physiqueonline.jp/competition/jbbf/page149.html
一般の女性よりも、かなり筋肉がついています。
しかし、筋肉がついていてもふくらはぎは太くなく、むしろ細いですね。
もし【筋肉でふくらはぎが太い】と思っている場合、彼女と比べてみてください。
彼女よりも筋肉があるでしょうか?
女性の場合、かなり筋トレをしても、ふくらはぎが太くなるほどの筋肉はなかなかつきません。
ふくらはぎが細くならないのは、だいたいの場合、筋肉以外に原因があります。
1.2むくみでふくらはぎが太くなる
ふくらはぎは、むくんで太くなることがあります。
むくみは、細胞内に水分がたまることが原因です。
長時間同じ姿勢でいると、脚がむくんでくることがあります。
むくみは、ほとんどが一時的なものです。
1.3体脂肪でふくらはぎが太くなる
ふくらはぎが太くなる1番の原因は、体脂肪です。
女性は、筋肉でふくらはぎが太くなることはほとんどありません。
そして、水分でむくむのも、基本的には一時的なものです。
そのため、だいたいの場合、原因は体脂肪です。
ふくらはぎが太くなる原因である体脂肪を落とすことで、自然とふくらはぎを細くすることができます。
ふくらはぎが細くなると、ヒールやスカートが似合うキレイなラインが出来上がります。
2.ふくらはぎを細くする方法
次に、原因別に、ふくらはぎを細くする方法を紹介します。
2.1むくみを取る方法
ふくらはぎは、長時間座って筋肉を動かさなかったり、逆にずっと立つ・歩くなどで筋肉を使っていると、水分が溜まってきます。
長時間座ってむくんでしまった場合、少し歩いたりして、ふくらはぎの筋肉を使いましょう。
筋肉を使うことによってむくんでしまった場合、逆に、筋肉を休めればむくみは取れます。
一時的なものなので、筋肉の疲労によるむくみが、翌日以降も引きずるということはありません。
ずっとむくみが取れなかったり、指で押した時に跡が残る場合、疾患の可能性があります。
その場合は、キチンと診療を受ける方が良いでしょう。
一時的に水分がたまってむくんでいるだけなら、ふくらはぎはすぐに細い状態に戻ります。
2.2体脂肪を落とす方法
次に、体脂肪を落として、ふくらはぎを細くする方法を紹介します。
多くの場合、ふくらはぎが細くならない原因は、体脂肪がついていることです。
体脂肪を落とせば、ふくらはぎは細くなっていきます。
しかし、よく目にするダイエット情報の中には、残念ながら間違っているものが多くあります。
効果的な方法を実践できるように、ここで正しい情報を紹介します。
部分痩せ
体脂肪を落としてふくらはぎを細くするには、ダイエットをして全身の体脂肪を落とします。
ふくらはぎを細くするには、部分痩せをしたいところです。
しかし、実は、部分痩せというのは基本的にできません。
全身の体脂肪が多いのに、ふくらはぎだけ極端に体脂肪が少ない人を見たことがあるでしょうか?
部分痩せができないのに、部分痩せをしようとしても、残念ながらその努力は無駄になってしまいます。
全身の体脂肪を落としていけば、ふくらはぎの体脂肪も自然に落ちていき、スラッとしたキレイなラインになります。
しかも、ふくらはぎだけでなくお腹や腕周りもスッキリして、キレイなラインを作ることができます。
筋トレ
ふくらはぎを細くするのに、筋トレは一切不要です。
【筋トレで引き締める】という情報をよく目にしますが、それは、女性をジムに勧誘するための謳い文句です。
筋トレは、筋肉を太くする行為です。
【筋肉でふくらはぎ太くなる】、というほど筋肉は簡単にはつきませんが、やらない場合に比べると、筋肉は太くなります。
まして、筋トレで、筋肉が引き締まって細くなるということはありません。
また、筋トレで使った部位の脂肪が優先的に落ちるということもありません。
女性の場合、ふくらはぎの筋トレをするかどうかは、好みです。
筋肉のラインがうっすら見える、細くて健康的なラインを作りたい場合、筋トレをするのがオススメです。
特に筋肉のラインを出したくない場合、筋トレは必要ありません。
筋トレは、ふくらはぎを細くするためではなく、好みのラインを作るために行いましょう。
● 細くしたい場合→ダイエットのみ
● 筋肉のラインを出したい場合→ダイエット+筋トレ
運動
ふくらはぎを細くするためには、運動も不要です。
ランニングや踏み台、つま先立ちなどでふくらはぎの筋肉を使っても、ふくらはぎの体脂肪が落ちるわけではありません。
これは、筋トレの場合と同様ですね。
運動で体脂肪をエネルギーとして使う時には、全身の体脂肪をまんべんなく使っています。
エネルギーとして使われる体脂肪は、血液を通ってふくらはぎに来た、全身の体脂肪なのです。
運動は体脂肪を落とす効果がありますが、ふくらはぎの運動がふくらはぎの体脂肪を落とすわけではありません。
そして、【3.1ダイエットの本質】で紹介するように、運動をしない方が効率的にダイエットをすることができます。
ストレッチ
体脂肪を落として細くなるために、ストレッチをしていませんか?
【ストレッチは代謝を上げる】などの情報をよく目にします。
しかし、ストレッチにふくらはぎを細くする効果はありません。
ストレッチをしている最中は、筋肉が伸びて細くなります。
しかし、細くなるのはストレッチをしているときだけで、普通の状態に戻ると、元の太さに戻ります。
また、ストレッチをして筋肉を伸ばしても、特にその筋肉が働いているわけではありません。
そのため、ストレッチに体脂肪を減らす効果はないのです。
マッサージ
マッサージもストレッチと同様です。
残念ながら、マッサージをしても、特に体脂肪は減りません。
マッサージをすると、水分が移動して、少しだけ細くなることもあります。
しかし、それはあくまでも一時的なものです。
体脂肪が減ったわけではありません。
効果的なダイエットを実践する
プレズ<Plez>でも、クライアントさんに指導をする前のカウンセリングで、
【これまでマッサージやストレッチをしてきましたが、全然体が変わりませんでした】
という相談をよく受けます。
それもそのはずで、残念ながら、マッサージやストレッチにはダイエット効果がないのです。
効果のないことに対して努力をしても、カラダは変わらずに終わってしまいます。
効果的なことに対して努力をすれば、必ずカラダは変わります。
次の章3.で、本当に効果的なダイエットとその実践方法を紹介します。
3.効果的なふくらはぎダイエット
本当に効果的なダイエット方法は、1つです。
効果的なダイエット方法を実践して、細くてキレイなふくらはぎを手に入れましょう。
3.1ダイエットの本質
ダイエットの本質は、摂取カロリー<消費カロリーにすることです。
摂取カロリーは食事から摂るエネルギー、消費カロリーは体が使うエネルギーです。
体脂肪は、摂ったカロリーを体に貯めているものです。
そのため、使うカロリーの方が摂るカロリーよりも多いと、体脂肪はエネルギーとして使われて減っていきます。
摂取カロリーを抑える
摂取カロリーを抑えるには、食事を変えることです。
摂取カロリーを抑えるというと、過酷な食事制限を思い浮かべるかもしれません。
炭水化物は食べてはいけない、間食は一切禁止、ひたすら空腹をガマンする、ささみを食べ続けるなど・・・
しかし、カロリーを抑えるのにガマンは必要ありません。
効果的にダイエットをするには、食べるのをガマンするのではなく、食事を変えることです。
食事を変えるダイエット
食事を変えてカロリーを抑えるのは、難しいことではありません。
少し食べるものを変えるだけで、摂取カロリーは抑えられます。
食べるものを変えて、カロリーを抑える方法の一例を紹介します。
ここで紹介するもの以外にも、アイデアの数だけ、食べるものを変えてカロリーを抑える方法があります。
カロリーの変化、100g当たり
高カロリー | 低カロリー | 変化 |
---|---|---|
カフェラテ 70kcal | ブラックコーヒー 4kcal | △66kcal |
ケーキ 340kcal | ゼリー 70kcal | △270kcal |
イカフライ 200kcal | いかそうめん 90kcal | △110kcal |
牛バラ 370kcal | 牛ヒレ 130kcal | △240kcal |
運動をしないダイエット
消費カロリーを上げるには、体を動かすこと、つまり運動です。
しかし、ダイエットに運動は必要ありません。
運動をしなくても、摂取カロリーを抑えることで、摂取カロリー<消費カロリーを作れます。
体脂肪は、有酸素運動で燃焼しないと減らないと思われがちです。
しかし、運動をしなくても、日常生活で体脂肪をエネルギーとして使っているのです。
そのため、摂取カロリ<摂取カロリーになれば、運動をしなくても体脂肪は減っていきます。
運動は非効率
運動にはダイエット効果があります。
しかし、運動で痩せるのは効率的ではありません。
体重が50kgの場合、体脂肪を1kg減らすには、ランニングで150km、ウォーキングで300kmが必要になります。
運動で痩せるにはかなり努力が必要なので、なかなかカラダが変わりません。
そうすると、どうしてもダイエットのモチベーションが下がってしまいます。
食事を変える場合、ケーキをゼリーに変えるだけで、約270kcalのカロリーを減らせます。
これは、ウォーキング7~14km分のダイエット効果です。
食事を変える方が、時間もかからず、高いダイエット効果を得られます。
ダイエットでは、特に運動は行わず、食事を変えて痩せるのがオススメです。
食事を変えて体脂肪を落とすと、ふくらはぎも自然と細くなっていきます。
ふくらはぎを細くするダイエットまとめ
ふくらはぎを細くするのに効果的な方法は、食事を変えて、全身の体脂肪を落としていくことです。
部分痩せは魅力的なものですが、基本的にできないものです。
できないことに対して努力をしても、結局カラダは変わらず、努力がムダになってしまいます。
【食事を変えて全身の体脂肪を落とす】というのは地道なようですが、確実で効果的にふくらはぎを細くすることができます。
ふくらはぎが細くスラッとしたラインになると、ヒールやスカートも似合うようになり、オシャレが楽しくなります。
効果的なダイエットを実践して、理想のふくらはぎを手に入れましょう!
プレズ<Plez>のコンサルタントがふくらはぎ痩せをサポート!