足が太いと悩んでいないでしょうか?
足は目立つパーツなので、体の中でも気になる部位です。
足が太い原因としては、むくみや筋肉太りなどがよく紹介されます。
しかし、むくみの解消法や、筋肉を引き締める方法を試しても、ほとんどの場合足は細くなりません。
足が太い原因が、別のところにあるからです。
スラッとキレイな足が手に入るように、足が太くなる本当の原因と、足を細くする効果的な方法を紹介します!
この記事は、科学的な知見とトレーナーや医師への指導経験も持つ、プレズ<Plez>のコンサルタントが作成しました。
(ダイエットの結果には個人差があります)
1.足が太い悩みを解消する
足が太いという悩みは、多くの人が抱えているものです。
足が太くなるのは、いくつかの原因があります。
そして、ほとんどの場合、足が太い原因はこの中の1つだけです。
しかし、よく紹介されている方法のほとんどは、この原因を解決できません。
しっかり原因を把握して、解決方法を実践すれば、足は確実に細くなっていきます。
2.足が太くなる本当の原因
足の太さを決める要因は3つあります。
骨・筋肉・体脂肪です。
骨の周りに筋肉があり、その上に体脂肪があります。
そして、足が太いという悩みは、9割以上の場合体脂肪が原因です。
筋肉など、他の原因で足が太いという人はほとんどいません。
体脂肪で足が太いというのは、なかなか認めたくないかもしれません。
また、手っ取り早く足を細くしたいという希望もあるかと思います。
そのために、筋肉を引き締めるストレッチをしたり、むくみを取るマッサージなどを実践するかもしれません。
しかし、マッサージなどに足を細くする効果はありません。
よく紹介されている方法は、気休めにしかならないものがほとんどです。
原因をしっかり認識して、効果的なダイエットを実践すれば、誰でも足を細くすることができます。
3.足が太い5つの間違った原因
足が太い原因として、よく紹介されるものがあります。
しかし、実際、ほとんどの人には当てはまりません。
原因を間違って認識して、効果のない方法を実践してしまわないように、よく言われる5つの原因の真相を解明します。
3.1むくみで足が太い
足が太い原因として、むくみがよく紹介されます。
確かに、ずっと同じ姿勢でいると、水分がたまり、ふくらはぎなどがむくむことがあります。
しかし、普通、むくみは一時的なものです。
慢性的にむくんでいる場合は、疾患の可能性があります
その場合は、早めに診療を受けるようにしましょう。
そうでなければ、むくみはすぐに治ります。
立って少し歩くなど、ちょっと筋肉を動かすと、むくみは解消します。
普通は、むくみで常時足が太いということはないのです。
3.2体質で足が太い
足が太くなる体質なんじゃないか、ということで悩んでしまう人もいると思います。
ご安心ください。
ダイエットをして体脂肪を落とせば、誰でも足を細くできます。
確かに、ホルモンの違いによって、足に脂肪が付きやすいということもあります。
例えば、男性はお腹周りに脂肪が付きやすい一方、女性は足回りに脂肪が付きいという傾向もあります。
こういった差はありますが、ダイエットをして足が細くならない人はいません。
ダイエットをして体脂肪を落とせば、100%今よりも足は細くなります。
他にも、骨格や骨の太さも、少しは個人差があります。
しかし、骨の太さなどは、体脂肪の量よりもずっと影響は小さくなります。
骨は、体脂肪よりもはるかに面積が小さいからです。
多少骨が太かろうが、体脂肪を落とせば、確実に足は細くなります。
3.3骨盤のゆがみで足が太い
骨盤にゆがみがあると、下半身に脂肪が付きやすいと言われることがあります。
骨盤はダイエットに影響するとよく言われるので、なんとなくのイメージで信じてしまいそうなものです。
しかし、実は、骨盤と脂肪のつきやすさは特に根拠はないのです。
ホルモンなどの個人差を除くと、体脂肪は全身まんべんなく付いていきます。
骨盤がゆがんだからと言って、別に足に脂肪が付いたりしません。
骨盤に関するダイエット情報は、骨盤を矯正する商品やサービスを売るために、ありもしない効果が謳われることがよくあります。
ダイエットでは、こういった商業的な情報がよく流されるので、注意しましょう。
骨盤と足の脂肪は、特に関係がないのです。
3.4筋肉で足が太い
足が太い原因として、よく筋肉太りということが言われます。
もちろん、筋肉が付くと、足は太くなります。
しかし、太く見えるぐらい筋肉が付いている人はほとんどいません。
足が太くなるぐらい筋肉が付いているのは、何年も筋トレを続けている男性ぐらいです。
まさか、その人が、筋肉で足が太いのはイヤだ!と悩んでいないと思いますが(笑)
特に女性で、太くなるぐらい筋肉が付いている人はいません。
例えば、かなり筋肉を鍛えている人でも、脂肪が少なければ脚はキレイに見えます。
source:http://physiqueonline.jp/competition/page1158.html
一般の女性は、彼女よりもかなり筋肉量は少ないと思います。
足が太い原因は、ほとんど全ての場合、筋肉ではなく体脂肪なのです。
男性でも、例えばスプリントの選手はかなり筋肉が太いですが、それでもカッコイイ太さだと思います。
source:https://www.jiji.com/jc/olympic?d=d4_spo&p=vol100-jlp13095665&s=photolist
筋肉が太いと悩むよりも、体脂肪を落とすようにすることで、足を細くすることが出来ます。
ほとんどの人は、むしろ、もっと筋肉をつけた方が足のラインをキレイに出来るぐらいです。
3.5歩き方で足が太い
歩き方が良くないと足が太くなる、と言われることがあります。
「歩くのが早いと筋肉で太くなる」と言われたり、逆に「歩くのが遅いと、脂肪が燃焼されず、足が太くなる」と言われることもあります。
一体、どうやって歩けというのでしょうか(笑)
「早く歩くと筋肉が付く」と言われますが、少し歩くスピードを上げるぐらいで、劇的に筋肉が付くことはありません。
短距離走の選手は、早歩きよりもはるかに筋肉を太くする、走り込みや筋トレを行っています。
その選手より、確実に筋肉は細いはずです。
また、歩き方・スピードが違っても、特に足の体脂肪量は変わりません。
足を使うからと言って、足の脂肪を燃焼するわけではないからです。
速く歩いたり、歩く量を増やしても、特に足の脂肪は落ちないのです。
これは、次の【4.足が太い悩みを解消するダイエット】で詳しく解説します。
歩き方が大事という情報は、歩き方を矯正するグッズとセットで流されることがよくあります。
つまり、商品を売るために作られた情報なのです。
歩くときは、特に歩き方やスピードを意識する必要はなく、普通に歩けば大丈夫です。
4.足が太い悩みを解消するダイエット
足が太いという悩みは、ほとんど全ての場合、体脂肪を落とすことで解消できます。
体脂肪を落とせば、確実に足は細くなっていきます。
4.1足を細くするダイエット方法
ダイエットの本質は、摂取カロリー<消費カロリーにすることです。
摂取カロリーは食事から摂るエネルギー、消費カロリーは体が使うエネルギーです。
そして、体脂肪は体が溜めているカロリーのカタマリです。
そのため、摂取カロリー<消費カロリーにすると、不足したカロリーを体脂肪から使い、自然と痩せていくのです。
足の体脂肪を落とすにも、カロリーバランスをコントロールすることが大事です。
摂取カロリー<消費カロリーにすれば、体脂肪は落ちていき、足は細くなっていきます。
プレズ<Plez>のダイエット方法では、特別な部分痩せの努力は必要ありません。
4.2足の部分痩せは不要
足を細くするためには、部分痩せをしたいところです。
しかし、部分痩せというのはほとんどできません。
体脂肪は、全体的に落としていくことで、足も自然と細くなっていきます。
出来ないのに部分痩せをしようとしても、残念ながら、その努力はムダになってしまうのです。
部分痩せの方法としては、よくマッサージやストレッチが紹介されます。
しかし、これらの方法は、部分痩せの効果も全体痩せの効果もないのです。
4.3マッサージの部分痩せ効果
マッサージは、「血行を促進して代謝を上げる」、「脂肪の分解を促進する」と言われたりします。
代謝というのは=カロリー消費のことですが、マッサージをしても特に消費カロリーは上がりません。
手を動かす分の、わずかなカロリー消費ぐらいです。
そして、マッサージで揉んだり押したりしても、特に脂肪の分解は促進されません。
もし分解されたとしても、燃焼しなければ、また脂肪に戻ります。
体脂肪は、分解→血中に流れる→燃焼してエネルギーにする→水と二酸化炭素になり排出
という流れがないと、無くならないのです。
体脂肪を燃焼するためには、エネルギーとして使うこと、つまりカロリー消費が必要です。
マッサージをしても、特にカロリー消費は上がらないので、ダイエット効果・部分痩せ効果はないのです。
4.4ストレッチの部分痩せ効果
ストレッチも、マッサージと同様、部分痩せ効果もダイエット効果もありません。
ストレッチは筋肉を伸ばす行為です。
筋肉を伸ばしても、特に消費カロリーは上がりません。
体を動かすのに少しカロリーを使う程度なので、ほとんどダイエット効果はないのです。
また、「ストレッチで筋肉を引き締めよう」と言われることもあります。
なんとなく、筋肉を伸ばすと、引き締まって細くなりそうな気もします。
しかし、特に、ストレッチをしても筋肉は引き締まりません。
筋肉を伸ばしている最中は、筋肉は細くなります。
ただ、それは一時的なもので、元の姿勢に戻れば筋肉は元の太さに戻ります。
つまり、ストレッチはダイエット効果も筋肉を引き締める効果もないので、特に実践しなくても大丈夫です。
4.5効果的なダイエット方法
ダイエットで最重要なのは、摂取カロリー<消費カロリーにすることです。
そして、カロリーコントロールに効果的なのは、食事を変えてカロリーを抑えることです。
食べるのをガマンするというより、カロリーが低い物に変えることで、食べる量を減らさずにダイエットが出来ます。
例えば、ダイエットに良いと思われている豆乳を、水やストレートティ、ブラックコーヒーに変えることで、カロリーをほぼ100%カットできます。
豆乳は特に脂肪を減らす効果はなく、そして、実はコーラとほぼ同じカロリーがあります。
この高カロリーの飲み物を、ほとんどカロリーがない物に変えるだけで、ダイエット効果を得られます。
食べる物でも、例えばカツ丼→寿司のように、種類を変えれば、同じ1人前を食べてもダイエットができます。
カツは、カロリーの高い豚ロースを使っている上、油で揚げているので非常に高カロリーです。
一方、寿司ネタの魚は、ほとんどが高タンパク低カロリーの食品です。
普通に1人前食べても、50%ぐらいカロリーをカットできます。
このように、少し食べる物を変えるだけでダイエットは出来るのです。
こういったカロリーカットを積み重ねていけば、体脂肪を落として、細いキレイな足を手に入れることが出来ます。
4.6運動のダイエット効果
運動は消費カロリーを高めます。
そのため、運動にはダイエット効果があります。
しかし、運動は労力や時間が必要な割に効果が低いので、食事で痩せる方が効率的です。
例えば、ウォーキングで痩せる場合、具体的にどれだけ運動量が必要かを知ると、絶望すると思います。
15,000÷体重(kg)で、体脂肪を1kg落とすのに必要な距離(km)の目安が分かります。
これに体重50kgを当てはめてみると、15,000÷50(kg)=300kmになります。
体重50kgの人が体脂肪を1kg落とすには、300kmも歩く必要があります。
このように、運動は労力の割に消費カロリーが少なく、運動で痩せるのはかなり非効率なのです。
4.7足を細くするのに運動は不要
ダイエットをするのに、特に運動は必要ありません。
食事で痩せる方がずっと効率的です。
運動をしなくても、食事のカロリーを抑えれば、体脂肪は減っていきます。
心肺を動かす・体温を作る・立つといった日常生活で体脂肪を使っているからです。
そして、ウォーキングなどの運動も、特に足を細くする効果はありません。
足を使っても、足の脂肪が優先して減る訳ではないのです。
足を動かす時に使う体脂肪は、血液によって運ばれてきた、全身の体脂肪だからです。
プレズ<Plez>のクライアントさんも、80~90%の方は特に有酸素運動を行っていません。
日常生活での歩行を除いて、ウォーキングもランニングも行っていません。
にもかかわらず、ダイエットをした人は、100%足が細くなっています。
ダイエットで大事なことは、摂取カロリー<消費カロリーにすることです。
食事を変えてダイエットをすれば、体脂肪が落ちて、足は確実に細くなっていきます。
足が太い悩みを解消する方法まとめ
いかがでしたでしょうか?
足を細くするために、マッサージやウォーキングを行っていた人にとっては、ショックだったかもしれません。
しかし、正しい原因とダイエット方法を知ったことで、効果的な方法を実践できると思います。
足が太い原因をしっかり見つめて、効果的な解消方法を実践すれば、足は確実に細くなっていきます。
ダイエットは、ポイントが分かれば誰でも実践できるものです。
しっかり摂取カロリー<消費カロリーを作れば、体脂肪を落として、誰でも細い足を手に入れることが出来ます。
効果的なダイエット方法を実践して、キレイな足を手に入れましょう!
この記事のポイントまとめ
● 足が太いのは、だいたいの場合体脂肪が原因
● 足が太くなるぐらい筋肉が付いている人はほとんどいない
● 体脂肪を落として足を細くするには、摂取カロリー<消費カロリーを作る
● 足を細くするのに、運動は特に必要ない
● 食事を変えてカロリーを抑えるのが効果的
プレズ<Plez>のコンサルタントが足痩せをサポート!